サラリーマン ロレックスランナーの奮闘記

ロレックスの事とかエレキギターの事とか副業について書いていきます

ロレックスマラソン オイパペ②

2本目のロレックスを求めて、
先日から、仕事の合間などでロレックスマラソンを開始。
狙うモデルはオイスターパーペチュアルのカラー文字盤。


自分が普段回ることが出来る店舗は4店舗あるのだが、
そのうち1店舗は購入したばかりの為、半年間の同一店舗購入制限がかかっている状況。

その為、他の3店舗を回ります。
内訳は路面店1、百貨店2となります。

これまで15店舗ほど回りましたが、どこも手ごたえ無し。
希望外のカラーすらも出てこない状況です。

そもそも、サイズを36か41に絞っているのでなかなか出会えないのは致し方無しか。


ただ、3店舗の特徴はそれぞれ何となく違うなという感触。


①百貨店A 
 こちらは、百貨店の上層階にも関わらず何故かいつも人が大勢並ぶ店舗。
 そして人の並びが多いからか、サクサクお客を捌く印象。
 捌いてるな~て時は回転も早いし、何も出てこない。
 ちなみに、嫁さんの買い物でここのエルメスにも立ち寄る事があるが、
 だいたい、いつ行ってもカバンはほとんどない。
 (だけど嫁さんはここでケリーを購入)


②百貨店B
 こちらは並びはそんなに多くなく落ち着いている。
 ロレックスではなく百貨店店員?と思われるオジさんが色々教えてくれた。
 事前予約の方が、来店者は買える可能性が高かったと。
 予約は1日14組程度でその組数に合わせた在庫を準備。
 今は来店が1日400名位に対して、販売量は変わっていないので倍率30倍近くになる計算。


路面店
 レキシア路面店
 接客も良いし、人も並んでいない。
 店舗も広くて他の客を気にする必要がないので、
 お店の雰囲気としては結構好き。
 近ければもう少し行きやすいのだが。 


ところで、ロレックスマラソンのセオリーで疑問に思う事がある。
よく、店員さんとの信頼構築を心掛けて会話する事が大事だと言われているが、本当だろうか。

入店で待っている時に、一生懸命話をしているお客と店員の様子を眺めているのだが、
客が一方的に喋って笑って、女性の店員さんが相槌を打って聞いている構図をよく目にする。
お客だけが盛り上がって長々と話をしており、店員さんの表情がほとんど変わらない。

つまり、傍から見ているとコミュニケーションが一方通行なように見えるのだ。
そして、そういった人達が緑の紙袋を持って出てきた事を未だに見たことがない。

これは私の偏見であるが、店で一方的に喋る人の特徴は、
中年男性と一見物静かそうな若い男性に多い。
失礼な言い方をすると、若い女性とのコミュニケーションが下手そうな人だ。
いや、正確には下手なんだけど、自分は上手いという謎の自信を持つタイプの人だ。
スナックやガールズバーのカウンターで、
たまに本気で店員を口説いている人がいるが、そのタイプの人にあたる。

ネット上には、店員と雑談をするという記事があふれているので、
皆さんそれを信じて実行しているのだろう。
ただし、それは転売ヤーではないというアピールの為であることを忘れてはならない。

長くしゃべるのが吉みたいな風潮は、店にとっては無駄な時間を使って並ぶ人を増やすだけなので、
やらない方が良いんじゃないのかなと思ったり。


実際、私は初入店の店で3分で希望モデルを出してもらえたので、
特にそのように思ってしまうのでした。

ロレックスマラソン オイパペ編①

今年、大した苦労もすることなくロレックスの希望モデルを買えた私ですが、
人間とは欲深いもので、もう次の時計が欲しくなってしまいました。

ロレックスの時計って、昔はもっとベルトとかペラペラの質感だったイメージなのですが、
購入したサブマリーナを装着してみたところ、丁度良い重量感でかなりしっくりきました。
どのモデルもサイズアップしているというのもあるんでしょう。

ロレックスは41㎜までが自分には丁度だなという印象で、
44mm以上のモデルは慣れの問題もあるからか、少し違和感を感じてしまったり。
ディープシーチャレンジに至っては50㎜という超大型サイズなので、
付ける人を相当選ぶだろうな~と思います。

話を戻すと、今私はスポーツタイプのステンレスモデルは1年の購入制限期間中なので、
GMTデイトナに出会っても、ルール上購入することが出来ない状況です。

まあ、懐的にも何本も次々に購入することはそもそも出来ないのですが。
とはいえ、ロレックスの持つ時計としての機能、デザインをすっかり気にいった事、
探しているモデルと出会った時の快感が忘れられないこともあり、
制限期間中も、もう1本時計を探すことにしました。

コンビやゴールドなどは自分の趣味ではない為、却下。
必然的にオイスターパーペチュアルやデイトジャストが候補になってきます。

その中でも、ポップなカラー展開があるオイスターパーペチュアルを探すことにしました。


しかし侮るなかれ、オイパぺのカラーモデルは人気色だとデイトナ並みに探すのが大変なモデルらしいのです。

私が狙うのはターコイズブルーか、ピンク、グリーンの36㎜か41㎜。
特にターコイズはもの凄い人気なのだそうです。


自分が良いなと思うのは他人も同じ考えなのか、それとも人気があるから自分も欲しくなるのか・・・
ここらへんは良くわかりませんが、配色から女性客もターゲットになる為、
とにかくちょっとやそっとじゃ出会えないようです。

そもそも、サイズとカラーリングの組み合わせが多数あるモデルは、
モデル全体の入荷本数が多くても、ドンピシャの組み合わせとなると必然的に少なくなってしまいます。


そして、その少ない本数を自分と同じような購入制限中の客や女性客と争奪する訳ですから、
そりゃあ競争激化しますよね。



とにかく、苦戦しそうなマラソンをスタートします。

ロレックスマラソン8

前回、正規店の接客2回目でサブマリーナが買えた話を綴った。

 

さほど苦労なく希望モデルが買えたことに大変驚いた。

 

ここからは、個人的に気をつけた事などを記載。

 

•クレジットカードの限度額を上げる。

自分用のメインで使っているのはJALの普通カードだが、事前に限度額を300万まで上げておいた。毎年結構使っているからか、普通カードなのに限度額200万の設定になっており驚いた。

 

•服装について

仕事中だったので白のポロシャツに黒パンツ、靴も安物で、トータル1万円位のコーディネート。カバンはビジネスリュック。

時計はパネライを付けていた。

 

•店員さんとの会話について

案内された際に、初めてのロレックスを検討している。人気がここ数年ですごい事になってて驚いた。自分は無骨なデザインが好き。

節目の歳に時計を買っているので、今年も1本買いたい。

といったことだけを伝えて、特にロレックス愛や時計トーク等はしなかった。

希望モデルを伝える時には、転売価格が高いサブマリーナデイトではなく、ノンデイトを第一希望にしたのが良かったのかも。

 

•案内に関して

よく個室に通されてから時計が乗ったトレーを持って来てくれるという情報を見るが。

自分の場合は、ショーケース近辺で在庫確認→店員さん戻ってくる→サブマリーナのデイトであればご案内出来ると言われる→個室に移動して待機→商品と対面、決済

という流れだった。

 

 

店員さんとの信頼関係が大事というが、初見でも買う事が出来るようです。

 

在庫ありますと言われた時のアドレナリン放出感が凄く、あの感覚を味わう為にまたロレックスが欲しいと思ってしまった。

 

ロレックスマラソン7〜 そして完走へ

ロレックスマラソンは、正確には入店2回目で希望モデルを完走する事となった。

 

当時の状況を覚えてる限り記載する。

 

 

Aデパートは整理券配布が終了となってしまった為、B店を冷やかしに行ったところ、並べばそのまま入店出来る事が判明。

 

時間帯は12:30頃、並んでいる人は前後に3人ずつ位。店舗に入った時も他2組が接客中。

 

接客に就いてくれたのは、20代中〜後半の女性。ケバいとかキツそうとかではなく、普通の女性。

 

自分は20歳、30歳の節目で時計を買ってきた。今度は40歳になるので次の時計を探している。そろそろ王道のロレックスを持っても良いだろうと思って、サブマリーナとGMTを探している。

 

このような事を伝えてたところ、プロフェッショナルモデルの購入制限に関しては知ってるか?と問われ、前回初めて接客を受けた時に聞いたと返答。

 

また、希望モデルのサブマリーナはデイトとノンデイトのどちらが希望か?と聞かれ、自分はズボラなのでノンデイト希望と返答。

 

そして在庫確認へ。

 

ネットの情報で、在庫確認→在庫なしがデフォルトと聞いていたので、特に期待するでもなく待っていた。

 

ちなみに、妻はエルメスフリークで、買い物に行くといつもバーキンやケリーの在庫を聞いて回る。で、だいたい在庫は無いと言われるのだ。それでも妻はバーキンを入手している。

 

つまり無いのは当たり前と思っていても1%の確率に賭けることは大事なのだ。

 

5分後位に担当の店員さんが戻ってきた時、あいにく、GMTはありませんと。

そりゃそうですよねーと相槌を打つと、サブマリーナならご希望ではないデイトがご案内出来ます。と言われてフリーズした。

 

あるんですか?

本当ですか?

 

え、そんな事あるんですか?

 

ロレックスの店員さんにメダパニをかけられた。

 

 

 

ロレックスマラソン6

初めてロレックスの接客を受けてから3日後、

同じ店に当日予約の整理券をもらいにAデパートへ出かけた。会社の昼休みを早めに消化して11:30頃だった。

 

店に到着して店員さんに整理券が欲しい旨を伝えると、本日分は全て配布済みとの説明を受けた。

 

恐るべしロレックス。

 

予定より早く終わってしまったので、

ここで抽選応募しかしていないBデパートの店舗に向かってみる事に。

 

実はAデパートのお得意様特典を継続するために高額商品の決済が必須で、ロレックスを買うならAデパートで。と思っていたのだが、小市民は相手にされていない事も分かったので、Bデパートでもいっかと思ったのだ。

 

そして、お店の前に着くと数人が並んでいる状況。店員さんに整理券の配布はありますか?

と聞くと、このまま並んでたらお呼びしますよとの事。

ここで初めて店舗によって対応が異なる事を知った。

 

そして5分後、入店。

 

 

ロレックスマラソン5

ここまでロレックスマラソン5としているが、

実はまだ接客を受けた話を記載していない。

その為、初めての接客の模様をやっと記載する。

 

当日の整理券を受け取った私は4時間後にまた店舗の近くに居た。

webで確認すると、まだ自分の番号まで余裕がある。

幸い、ロレックスと同じフロアにサロンがあるのでそこでコーヒーを飲んで時間を待つ事にした。

どういうストーリーで希望モデルを伝えるか考えていたり、まるで就職面接前のように緊張して嫌な気持ちにもなってきた。

 

そして入店の時間。

店員さんに予約票を見せて案内してもらう。

自分は初めてのロレックスを検討しており、希望モデルはこういう理由でサブマリーナとGMTマスターIIだという志望動機を伝える。

 

ここでプロフェッショナルモデルの購入制限の話を説明してもらい、在庫確認へ。

 

無駄な緊張をしたが、結果は在庫なし。

 

あっけなく退店する事に。

どこかホッとした部分もあった。

 

これが正真正銘のロレックスマラソン1回目となった。

 

 

ロレックスマラソン4

前回、ロレックスにおいて初めて接客を受ける権利を得た事までを記載した。

 

そもそも、なぜロレックスはそんなに買う事が困難になったのか。

それはリセールバリューにある。

 

ちなみに、私の学生時代はサブマリーナが40万〜50万くらい、エクスプローラー1が30万前後だったように記憶している。

 

ちなみに、フランクミュラーが分かりやすい高級時計だった。

特に、宝飾メーカーがユニセックスなサイズ、デザインのモデルをリリースしており、ブルガリのブルガリや、カルティエのパシャが人気だった。

 

私も最初の機械時計はパシャのメリディアンという地球儀を模したデザインの38mmの時計だった。当時、親にしつこくパシャメリディアンの良さをプレゼンしており、親はブランドに全く興味がないのだが、親の友人が海外旅行に行った際、欲しいと言ってた時計あるよと電話してきてくれ、代理で買ってもらった。

確か36万位だったと思う。

 

パシャは親に買ってもらった時計でもあり、今も大事に手元に残している。娘が高校生位になったらオーバーホールして引き継ぎたい。

 

話がそれてしまったが、ロレックスの並行店価格はすごい事になっている。

 

当時40万位で買えたサブマリーナが中古で120万とか、現行品も134万が200万前後で買い取られたりしている。

 

つまり、サブマリーナ黒デイトは正規店で買って二次流通させれば60万円くらい儲かるのだ。

 

GMTマスターIIのステンレスは100〜150万、

デイトナに至っては200〜300万の利益になる。

 

そりゃ転売屋さん達が本気になるよなと。

そしてロレックスは転売屋に売りたくないわな。

 

ロレックスの買い方を教えますって怪しい情報商材が存在する理由もわかった。 

 

 

ロレックスマラソンのコツが書かれているwebサイトには、店員さんと仲良くするコツ、転売ヤーに思われないようにする方法など、卑屈な情報が溢れている。

 

まるで仕事のように。

 

ロレックスランナーは営業の仕事に似ている。

 

仕事も嫌なのに、小市民にとって高級時計を買うのも仕事並みの気遣いが必要な所が日本人らしいなと思った。

 

なので、これは仕事と割り切る事にした。